ボディビルへの道

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今日は4年ほど遡った思い出話も交えて身体づくりの話をします。
【筋トレで身体が変わるのか?】
私はダイナミックに身体を動かすフリーウエイトが大好きです。自己流で3年くらいフリーウエイトをやり続けていましたが、それでもどうにか筋肉らしきものが増えたのはラッキーとしか言いようがありません。トレーニングを続けても身体が変わらないことは多々ありますからね。実際には身体が変わったのは食事のおかげだと思います。そしてもちろん、トレーニングも不可欠です。
そんなトレーニングや食事の苦労話をします。でも、実際はトレーニングは苦労なんかじゃなくて、ハッピーMax、お楽しみなんですけどね。
【なぜ、ボディビルに走ったの?】
元々、ボディビル的アプローチで身体づくりをしようとしたのは私の夫でした。夫の家族はなぜか筋肉質で、75歳を超える義父もなぜか筋肉質。今でも地域の草野球チームでキャッチャーをしているくらいですから足腰が筋肉で守られています。夫の弟も筋肉質で、兄弟で歩いているとほぼスキンヘッドだし、正直コワいレベルです。
ある日、義母が夫に「あんた、弟に(体格が)負けてるやないの。」と言ったことがキッカケで、負けず嫌いな夫の心に火がついきました。もっとガタイが良くなるにはどうしたらいいか、彼は考え抜いたのでした。その答えがボディビル的アプローチ。
私は最初、割と冷ややかに見ていました。しかし気付けば家の中にはボディビル雑誌
が沢山あるし、なぜかダンベルまでゴロゴロ転がっていました。しかも8キロ、10キロ、12キロ、そして私の分の3キロ、5キロまでありました。でもその頃、私もジムでトレーニングをはじめていたのでそれほどの拒否反応は起きず、雑誌を見ては筋肉マンを見て凄いなあ、と感嘆していたのでした。この時点でもう感覚が少しおかしくなっていたような気がします。
【マッチョの園、東京オープン】
極めつけは夫がボディビル大会を観に行くこう!と言い出して、とうとう東京オープンボディビルの会場に2人で足を運んだことでした。なぜか20歳の娘も一緒でした。聞けば当時、彼女も筋肉マンが好みのようで、私より筋トレやボディビルのことが詳しくなっていて驚きました。
娘と2人で会場をウロウロしていると、娘が「あ、合戸さんがいるよ。写真撮ろう!」と言うので、見ると当時日本選手権3位の合戸孝二さんがいました。デカい!腕が半端なく太い!もちろん、お願いして記念撮影。いきなりボディビルのスゴい人に会えてすごく嬉しかったです。
大会の会場は熱かったですよ。出場者はもちろんムキムキ、そして、審査員もムキムキ、見にきてる人もムキムキ度が高く、売店の売り子さんまでムキムキ。普段そんなにムキムキな人が街に溢れているわけではないので、一体どこからこれだけマッチョがあつまって来たのかしら?と驚いてキョロキョロしていました。
東京オープンでは女子の部があり、筋肉美を競っていました。考えていたよりも何倍も美しく、自分もあの選手たちのようになりたい、という思いが頭をかすめました。でも普通に考えてあの体型はムリだよなあ。しかし、あのナポレオン・ヒルも言ってます。「思考は現実化する」と。ムリ
という思いより、選手になりたいという思いのが強かったのかもしれません。
【運命のゴールドジムと区役所前】
でも普段の生活に戻ると熱かった思いは冷めるものです。そんな時、筋トレマニアの上司に誘われてゴールドジムにトレーニングに行くことになりました。
職場のチームビルディングのために筋トレって、どこのアメリカの企業だよ?!と思いましたが、その時努めていたのは外資系。納得です。
ゴールドジムで筋トレをしていたら、あの田代誠さんがいました!当時は日本で2位のすごい人です。
ファンなので思わず手帳を差し出してサインをして頂きました。迷惑なトレイニーですね!
その2日後、仕事前に区役所前を歩いていたら、前からものすごくガタイのいい人が歩いてくるのが見えました。なんと鈴木雅さん!チャンピオンです。
たった1カ月の間に日本の一流ボディビルダーに偶然会ったんです。これはもう偶然じゃない、必然です。私は本気で身体づくりをしろという神の啓示だと思ってしまいました。それから私は会員登録して本気でゴールドジムに通うようになりました。
【ボディビル的アプローチの結果】
主人が言い出したボディビル的アプローチの結果、どうなったでしょうか?
夫はすくすく育ってゴリマッチョになりました。元々ラグビーをしていたから、マッスルメモリーが働いたのでしょう。
私は選手4年目になりますが、身体は以前と全く変わりました。年齢、性別に関わらず変わるものなんですね。
ボディビル的アプローチは大成功でした。
【終わりに】
普段は1人でトレーニングしていますが、休日は主人と2人でトレーニングをしています。淡々と阿吽の呼吸で交代して1時間ほどいつもトレーニングします。
私たち以外にも2人で筋トレしているカップルが増えたような気がします。仲良く和気藹々としている人たちが多いですね。手軽にできる共通の趣味としておススメです。
ちなみに私たちの憧れは冒頭の写真の山岸秀匡さんとアイリス・カイルさんです。今日もトレーニング頑張ります。

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